「ウェルネスレシピ」は、ご家庭で腎臓に負担をかけない
食事づくりが必要な方向けに、管理栄養士監修のレシピをご紹介しています。
ご家庭での制限食づくりは、献立を立てる難しさ、食材の計量、調理の手間、どれも本当に大変だと思います。ただ、そんな大変な制限をしっかりと続けていくことが、これ以上病気を進行させないために大切なのです。お体のために、大変でも、一緒に頑張りませんか。
「ウェルネスレシピ」では、頑張る皆さまを応援したくて、腎臓病の方ならではの食事のポイント、面倒な手間を少しでも軽減させる工夫など、私たち管理栄養士の知恵を全てお伝えします。
腎臓病と向き合い、大変な食事制限をこれから続けていこうとする皆さまを私たち管理栄養士が全力でサポートします。
腎臓病食の基本について
腎臓は一度機能を失ってしまうと、回復させることが難しくなります。
そのため、「病状の進行を遅らせ、食い止める」ということが食事療法において非常に重要です。
腎臓に負担をかけないよう、食事の面から気を付けることが何より重要となるのです。
腎臓病食のポイント
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たんぱく質を控える!
たんぱく質を食べ過ぎてしまうと、体内で老廃物が多く出来るため腎臓に負担がかかってしまいます。
自分の体に合わせたたんぱく質の量に制限することが大切です。 -
塩分を控える!
慢性腎臓病と診断された方は塩分を1日6g未満になるように制限します。
加工品や練り物に含まれる塩分にも注意しましょう。 -
カリウム・リンを控える!
カリウムは野菜や果物にも多く含まれています。
カリウムは水に溶けやすく熱に弱いため、野菜を「茹でこぼす」ことで控えることができます。 -
カロリーをしっかり摂取!
たんぱく制限を行うと、その分カロリーが不足しがちになります。
脂質や糖質を上手に利用してカロリーを補いましょう。
体に合わせた制限を知ろう
慢性腎臓病(CKD)にもステージがあり、ステージごとに必要な制限が異なります。
まずは、自分の体に合った制限を知っておきましょう!
自分の体に合わせた制限をチェック!
(出典:日本腎臓学会 CKD診療ガイドライン)
ウェルネスレシピの1食分の設定
ウェルネスレシピでは、一番厳しい制限の方でも楽しんでいただけるように、下記の設定でレシピを作成しています。