腎臓病食を作るからこそ、「こんなものあったら便利!」といったグッズをいくつかご紹介します!
道具編
尋常病食を作る上で、食材の計量はとても大切になります。
そこで計量をする時に自宅にあると便利な物をご紹介します!
また、計量し必要な量を目で見て覚えることで、摂りすぎ防止にも繋がりますよ。
0.1gまで量れる電子はかり
腎臓病食では塩分を制限する関係で、調味料を0.1g単位で量る必要があります。
そんな時に便利なのが、「電子はかり」です!
0.5gからしか量れないものもあるので、「電子はかりは持っている」という方も、最小表示を確認してみて下さいね。
1000円前後で購入できるので、ご自宅に1つご用意くださいね。
- 電子はかり 0.1g
ミニスプーン
先にご紹介した電子はかりは正確で分かりやすいですが、調味料ごとにお皿を用意しなければならないというのが、少し難点ですよね。そこで使っていただきたいのが、ミニスプーンです。
大さじや小さじをお持ちの方は多いかと思いますが、小さじで量れるのは6gと腎臓病食を作る上ではあまり使い勝手がいいものとは呼べません。
ミニスプーンですと「小さじ1/10」ととても小さいサイズのものまであるのでこれを使えば0.1gの塩も量れます!
- ミニ 計量スプーン
醤油スプレー
お刺身や冷奴など、量らずに醤油を使う場合もありますよね。
そういう場合はかけすぎに注意!醤油やタレは「かける」のではなく「つける」ようにしましょう。
また、醤油スプレーを使うことで、より少ない量で食べることができるのでオススメです!
例えば、お寿司に醤油小さじ1をかけると塩分は0.9g、先だけつけると塩分は0.5g、さらに、減塩スプレーを1プッシュだと塩分は0.1gまで抑えることができます!
- 醤油スプレー
食品成分表
食事を作る上で「この食品は食べていいのかな…」と不安になるときもありますよね。
そんな時は「食品成分表」で栄養素を確認してみましょう。
腎臓病の人向けにたんぱく質やカリウムの量を分かりやすく記載されているものもあるので、ご家庭に1冊あると安心ですね。
- 腎臓病 食品成分表
食べ物編
肉や魚にはたんぱく質は多く含まれていますが、実は主食となるごはんやパン、麺にもたんぱく質が含まれます。そこで、たんぱく質調整食品を活用して、上手にたんぱく制限をしましょう!
たんぱく質調整食品
【低たんぱくごはん】
低たんぱくごはんを活用することで4.4gもたんぱく質を制限することができます。
ますは、一食だけでも低たんぱくごはんに置き換えてみてください。
炊き立てごはんが味わいたい人にはでんぷん米がオススメ!
低たんぱくごはんはパックでの販売が多いですが、炊飯器で炊き立てのごはんが食べたいという人にはでんぷん米にすると良いでしょう。
【たんぱく質調整パン】
たんぱく質調整食パンを活用することで2.7gもたんぱく質を制限することができます。
【たんぱく質調整麺】
たんぱく質調整麺を活用することで4.4gもたんぱく質を制限することができます。
- たんぱく質調整食品
エネルギー補給食品
【粉飴】
お砂糖のような食品で、砂糖に比べて甘さ控えめのため、一度にたくさん食べることができます!色や臭いもないため、料理やデザート、飲み物に混ぜて食べてみてくださいね。
- 粉飴
【マクトンパウダー】
中鎖脂肪酸油100%を使用した粉末油脂です。温かいものや冷たいもの、どちらも溶けるので料理や飲み物に加えるだけでエネルギーをアップさせることができます。
ぜひご飯と一緒に炊き込んだり、普段の料理に混ぜて活用してみてくださいね。
- マクトンパウダー
食塩調整食品
普段の料理の中で、減塩しょうゆやみそ、ソースを活用することで無理なくお手軽に塩分が制限できます!
【減塩しょうゆの活用】
【減塩みその活用】
- 減塩 調味料