木綿豆腐を焼き、野菜のあんかけをかけた料理です。
木綿豆腐を焼くことでエネルギーアップができます。淡白な豆腐もあんをかけることで、全体に味がつき薄味でも食べやすくなりますよ♪

栄養成分値(1人分)
- たんぱく質
- 8.8g
- 塩分
- 0.7g
- カリウム
- 258mg
- カロリー
- 163kcal
- リン
- 160mg
レシピ詳細
- カテゴリ
- 主菜
- ジャンル
- 和食
- 種別
- その他
- 調理時間
- 30分
- 管理栄養士
- 神田 由佳
材料(1人分)
- 木綿豆腐
- 120g
- 片栗粉(豆腐にまぶす用)
- 4g
- サラダ油
- 5g
- 玉ねぎ(5mm幅スライス)
- 10g
- にんじん(せん切り)
- 5g
- まいたけ
- 10g
- かつお・昆布だし
- 50g
- こいくちしょうゆ
- 4g
- 上白糖
- 1g
- 清酒
- 1g
- [水溶き片栗粉] 片栗粉
- 0.5g
- [水溶き片栗粉] 水
- 2g
- あさつき(小口切り)
- 0.5g
食材選びPOINT
調味料を使う時は、栄養価表示は必ずチェックしましょう。料理酒は塩分ゼロと思われやすいですが、実は塩分が入っているものがあります。選ぶときは必ず【清酒】にしましょう。 また、顆粒だしにも塩分が含まれているため、かつお節や昆布からだしをとりましょう。ちょっとした一手間が塩分制限に繋がります!
作り方
木綿豆腐にキッチンペーパーを2重に巻き、600wで2分温め、水切りをします。水気があれば、再度キッチンペーパーを変え、重しをのせ10分くらいおき、水切りをします。
水切りをした豆腐を3等分にし、全体に片栗粉をつけます。
調理法POINTカロリーを高めよう!
腎臓食ではエネルギーをしっかり補うことが大切です。 豆腐は低カロリーなので、片栗粉をつけて焼くことで、エネルギーがアップできます。
フライパンに油をひき、片栗粉をつけた豆腐を両面焼きます。
たまねぎは5mmスライス、人参は千切り、まいたけは軸を取り、手でほぐします。
沸騰した湯で人参4分、まいたけ2分、たまねぎ1分茹でザルにあけます。(同じ鍋で入れるタイミングを分ければOK)
調理法POINTカリウムを控えよう!
野菜はカリウムを多く含んでいます。 腎臓に負担をかけないように、野菜を茹でてから使うと、カリウムを控えることが出来ます! また、切ってから茹でるとよりカリウムを減らすことができるのでGOOD!
あさつきは小口切りにし、水に3分さらし、キッチンペーパーで水けを拭きとります。
鍋にだし汁、人参、まいたけ、たまねぎを入れ、沸騰したら上白糖、こいくちしょうゆ、清酒を入れ水溶き片栗粉であんを作ります。
お皿に豆腐を盛り付け、野菜あんをかけ、あさつきをちらします。
腎臓病の方向け食の調理ポイントまとめ
- 調味料の塩分量に気を付けて!
塩分を含まない清酒を使いましょう。だしは顆粒ではなくカツオや昆布から取りましょう。
- カロリーを上げる工夫を!
片栗粉を付けて焼くことで不足しがちなカロリーを補えます。
- カリウムは控えましょう
野菜は切ってから、茹でるべし!
体に合わせた制限を知ろう
慢性腎臓病(CKD)にもステージがあり、ステージごとに必要な制限が異なります。
まずは、自分の体に合った制限を知っておきましょう!
自分の体に合わせた制限をチェック!
(出典:日本腎臓学会 CKD診療ガイドライン)