じゃがいもを粗めにつぶして、食感を残したボリューム満点のコロッケです。
揚げ物で不足しがちなエネルギーを補うと共に、じゃがいもを使ってボリューム感を出しました。

栄養成分値(1人分)
- たんぱく質
- 8.5g
- 塩分
- 0.9g
- カリウム
- 397mg
- カロリー
- 284kcal
- リン
- 92mg
レシピ詳細
- カテゴリ
- 主菜
- ジャンル
- 洋食
- 種別
- 肉
- 調理時間
- 40分
- 管理栄養士
- 高安 ちえ
材料(1人分)
- じゃがいも(皮をむき、小さめの乱切り)
- 60g
- たまねぎ(みじん切り)
- 20g
- 豚ひき肉
- 25g
- サラダ油(たまねぎ、ひき肉の炒め油)
- 2g
- 精製塩
- 0.5g
- こしょう
- 少々
- 薄力粉
- 3g
- 全卵
- 10g
- パン粉
- 7g
- サラダ油(揚げ油)
- 適量
- キャベツ(千切り)
- 50g
- レモン(くし切り、1/10カット)
- 10g
- 中濃ソース
- 5g
食材選びPOINT
市販のドレッシングには塩分が多く含まれています。 レモンをかけることで塩分を含まず、付け合わせの野菜も食べられます!
作り方
みじん切りにした玉ねぎ、キャベツをそれぞれ5分程度茹で、水切りする。
調理法POINTカリウムを控えよう!
野菜はカリウムを多く含んでいます。 腎臓に負担をかけないように、野菜を茹でてから使うと、カリウムを控えることが出来ます! また、切ってから茹でるとよりカリウムを減らすことができるのでGOOD!
1の熱湯で皮をむき小さめに切ったじゃがいもを柔らかくなるまで茹でる。
調理法POINTじゃがいもは小さく切ってから茹でましょう!
じゃがいもはカリウムが多い野菜の代表です。しかし小さく切ってから茹でればカリウムも抜けやすく、食べることが出来ます。 多少じゃがいもが崩れても、この後つぶすので問題なし!
じゃがいもを熱いうちにつぶす。
フライパンに油をしき、中火にかけひき肉と玉ねぎを炒める。
ボウルにつぶしたじゃがいも、4で炒めたひき肉と玉ねぎを入れ、塩、こしょうを入れ混ぜ成型する。
5を小麦粉、卵、パン粉の順に付け、170℃に熱した油で揚げる。
調理法POINTカロリーを高めよう!
腎臓病食は低たんぱく・高カロリーが基本。 揚げ物にすることで簡単にカロリーを取ることができるので、オススメの調理法です。
皿に6と茹でたキャベツ、レモン、ソースを添えて出来上がり。
腎臓病の方向け食の調理ポイントまとめ
- 塩分を控えよう
ドレッシングではなく塩分を含まないレモンで野菜を食べよう!
- カリウムは控えましょう
野菜は切ってから、茹でるべし!
- カロリーを上げる工夫を!
揚げ物料理にすることで不足しがちなカロリーを補えます。
体に合わせた制限を知ろう
慢性腎臓病(CKD)にもステージがあり、ステージごとに必要な制限が異なります。
まずは、自分の体に合った制限を知っておきましょう!
自分の体に合わせた制限をチェック!
(出典:日本腎臓学会 CKD診療ガイドライン)