腎臓病の方向けのレシピを分かりやすい動画で紹介しています!

主菜

れんこんの鮭はさみ揚げ

鮭をれんこんではさんで揚げました。れんこんのシャキシャキ食感と海苔とチーズの旨味が美味しい一品です。
満足感が得られるよう、歯ごたえのあるれんこんを活用しました。また、海苔やチーズなどの食材本来の旨味をひきたせることで減塩でも味がしっかりと感じるよう工夫をしました。

【管理栄養士】山口 裕子

栄養成分値(1人分)

カロリー
164kcal
たんぱく質
8.7g
食塩
0.4g
カリウム
215mg
リン
136mg

レシピ詳細

カテゴリ
主菜
ジャンル
和食
種別
魚介類
調理時間
20分
管理栄養士
山口 裕子

材料(1人分)

生鮭(15g×2つにそぎ切り)
30g
精製塩(鮭の下味)
0.3g
れんこん(1枚5gの輪切り4枚)
20g
プロセスチーズ
5g
焼きのり(細長く帯状に切る)
0.1g
薄力粉(衣用)
5g
水(衣用)
20g
サラダ油(揚げ油)
適量

食材選びPOINT

食べごたえのある野菜を取り入れよう!

腎臓病食はたんぱく質を控えるため、おかずのボリュームが少なくなりがちですが、歯応えのある野菜を一緒に使えば、満足感を得やすくなるのでオススメです。

食材に含まれる塩分を上手に使おう!

チーズには塩分が含まれるため、他の調味料を使わなくてもしっかりとした味に仕上げることが出来ます。食材に含まれる塩分を上手に利用すれば、素材の味だけで減塩することが出来ますよ!

作り方

  • れんこんは皮をむき、4枚に輪切りにする。

  • 鮭は皮と骨を除きそぎ切りし、塩をふり下味をつける。

  • プロセスチーズ・焼きのりは2等分する。

  • チーズと鮭をれんこんで挟み、表面に焼きのりをしっかり巻く。

  • 薄力粉と水を混ぜ固めの衣を、4につける。

  • フライパンに油をひき、5分程揚げ焼きにする。

    調理法POINTカロリーを高めよう!

    腎臓病食は低たんぱく・高カロリーが基本。揚げ物にすることで簡単にカロリーを取ることができるので、オススメの調理法です。

腎臓病の方向け食の調理ポイントまとめ

  • 食べごたえのある野菜を取り入れよう

    歯ごたえのある野菜を使えば、ボリュームが少ない料理でも満足感が得られます。

  • 素材の味で上手に減塩しよう!

    他の調味料を使わなくても、チーズに含まれる塩分だけで美味しい減塩料理が完成します。

  • カロリーを上げる工夫を!

    揚げ物料理にすることで、不足しがちなカロリーを補えます。

旬の食材

旬の時期 123456789101112

白身魚でありながら脂がしっかりのった鮭は腎臓病の方にオススメ!白身魚はたんぱく質が多くカロリーが低めな傾向がありますが、旬の鮭を使えば脂も多くカロリーをしっかり摂ることが出来ます。また、鮭の赤い色素成分のアスタキサンチンには抗酸化作用があり、糖尿病の予防や眼精疲労の解消などにも効果が期待できるといわれています。

れんこん

れんこん

旬の時期 123456789101112

レンコンには、ビタミンCやカルシウム、食物繊維が豊富に含まれています。 中でも、れんこんに含まれているビタミンCの量は、レモン汁に匹敵するほど!ビタミンCには、免疫力を高める作用やシミやそばかすを予防する働きがあります。 また、れんこんを切った時に出る糸に含まれる栄養素には、体内の粘膜を保護し消化を助けてくれる作用があります。腎臓病食は揚げ物が多いので、「胃腸が弱っている」と感じた時は是非取り入れてみて下さいね。