鶏肉にせん切りしたじゃがいもを衣にして揚げたポテトフライです。
じゃがいもを衣にすることでボリューム感を出し、簡単にカロリーを補えます。
さらにマヨネーズを活用することで塩分が少なく、かつカロリーもアップ!

栄養成分値(1人分)
- たんぱく質
- 8.1g
- 塩分
- 0.5g
- カリウム
- 313mg
- カロリー
- 193kcal
- リン
- 87mg
レシピ詳細
- カテゴリ
- 主菜
- ジャンル
- 洋食
- 種別
- 肉
- 調理時間
- 20分
- 管理栄養士
- 山口 裕子
材料(1人分)
- 鶏むね肉(皮なし、15g×2切れのそぎ切り)
- 30g
- 精製塩(鶏肉の下味)
- 0.2g
- こしょう(鶏肉の下味)
- 少々
- じゃがいも
- 30g
- 薄力粉
- 5g
- ケチャップ
- 5g
- マヨネーズ
- 5g
- サラダ油
- 8g
- サニーレタス(付け合わせ)
- 2g
- ミニトマト(付け合わせ)
- 15g
食材選びPOINT
ケチャップは実は塩分が少なめ。野菜等をしっかり煮込み、凝縮させたものなので、塩分が少なくてもしっかり旨味を感じられる調味料です。もちろん、塩分ゼロではないのでかけすぎには注意してくださいね。
マヨネーズは塩分が少なく、高カロリーな為、腎臓病食に向いている調味料です。
作り方
じゃがいもは薄くスライスして細い千切り、サニーレタスは1口大、ミニトマトは半分に切り15分ほど水にさらす。
調理法POINTカリウムを控えよう!
野菜はカリウムを多く含んでいます。腎臓に負担をかけないように、生のまま食べる野菜は一度水にさらしましょう。また、切ってからさらすとよりカリウムを減らすことができるのでGOOD!
鶏肉に塩・こしょう・薄力粉の順につけ表面がしっとりするまで置く。(小麦粉の粉っぽさがなくなるまで置くことでじゃがいもがつきやすくなります。)
せん切りしたじゃがいもを鶏肉の表面にしっかりと抑えながらつける。
調理法POINTカロリーを高めよう!
腎臓病食は低たんぱく・高カロリーが基本。じゃがいもの衣にすることで、パン粉などの衣よりも高カロリーで食べ応えのある一品に仕上がります。
フライパンに油をひき、鶏肉を入れ中火で衣のじゃがいもがきつね色になるまでじっくりと焼く。
サニーレタス・ミニトマトを添え鶏肉の上にケチャップとマヨネーズを混ぜたソースをかける。
腎臓病の方向け食の調理ポイントまとめ
- 塩分量の少ない調味料を選びましょう
ケチャップやマヨネーズは他の調味料に比べて塩分量が少なめのためオススメです!また、マヨネーズはカロリーも高いため一石二鳥!
- カリウムは控えましょう
生野菜は切ってから、水にさらすべし!
- カロリーを上げる工夫を!
衣としてじゃがいもを使うことで不足しがちなカロリーを補えます。
体に合わせた制限を知ろう
慢性腎臓病(CKD)にもステージがあり、ステージごとに必要な制限が異なります。
まずは、自分の体に合った制限を知っておきましょう!
自分の体に合わせた制限をチェック!
(出典:日本腎臓学会 CKD診療ガイドライン)